コミュニケーション力とは、相手に自分の意見や思いを適切に伝えたり、相手の意見や思いを理解し、共感したり協力したりするために必要なスキルや能力のことを指します。
コミュニケーション力は、個人やチーム、組織などの成果を左右する重要な要素の一つであり、積極的に向上させることが求められています。
英語でのコミュニケーション
英語のコミュニケーション力と言うと「スピーキング力」を思い浮かべがちだ
と思います。日本人が苦手なスピーキング。会話でのコミュニケーションを連想しますよね。
ただ、昨今、ライティングのコミュニケーション力が求められていることをご存知でしょうか?
求められるのは、高いライティング力
ライティングといっても様々です、論文、ビジネスレター、メール・・・。留学などのアカデミックな場面や、海外とのビジネスでのやりとりではライティングは欠かせません。近年、リモートワークとITの発達で需要度が高まってきているのが、SlackやLINEなどのチャット系トークです。
今までは長い文章を丁寧に、構成をしっかり立てて書くスキルが基本でしたが、チャット系サービスの台頭により、簡潔に、読みやすく、分かりやすく伝えるスキルが求められています。
アプリ内でのやりとりでは、改行も多く、また、会話のようにポンポンとやりとりが進んでいきます。短い文章の中で相手の意図を汲み、自分の言いたいことも簡潔に伝えていくスピーディーなコミュニケーション力が求められます。
分かりやすく、簡潔に – ライティングのコツ
ではどうやったらそんな文章が書けるのか?
シンプルに書くためのライティングのコツをまとめてみました。
- 整理
文章を書く前に、まずは頭の中で整理することが大切です。あなたが伝えたいことは?いきなり文章にするのではなく、一呼吸おいて、頭の中で論理的な説明を考えてみましょう。
- 構成
日本語と英語では文章の構成が異なります。日本語では、動詞は末尾の方にきますが、英語では主語の後に動詞がきます。また、日本語では状況説明等をしたあと、結論を話す流れが一般的ですが、英語ではまず初めに結論を話してから状況説明を行います。
文字に起こす際には内容の全体の整理、そして、一文一文の構成を考え、日本語と英語の違いを意識しながらまとめていくと効果的な英文が作成できます。
- 語彙力
コミュニケーションを取る上で多くの語彙を知っていることは大きくプラスになります。語彙力が少ないとコミュニケーションが取れないわけではありませんが、語彙力があればあるほど、その場に適した言葉を自身で選び取ることができます。また、相手が伝えたいことを理解する上でも語彙量が多いことはプラスになります。
- 文法
みなさん、文法はすでに中学校・高校でしっかり習っています。新しく学ぶのではなく、効果的にそれらの文法を使いこなせるようになりましょう。例えば、能動態と受動態の使い分け。日本語で受動態で話す内容も英語だと能動態で話した方が伝わりやすい場合が非常に多いです。また、複雑なイメージがある分詞構文。実は、分詞構文は意外と普段の会話でもよく使われます。フレーズで覚えたらすぐ使えるようになる便利な言い回しがたくさんあります。
AIとの関わり方
DeepL(翻訳ツール)やChat GPT(人工知能(AI)チャットボット)など様々な便利なAIツールが発達した今、自分でライティングをしなくてもAIに書いてもらうことも可能でしょう。
実際に、このブログも一部、AIにアイディアをもらったり、添削してもらいながら作成しています(笑)
秒速でライティングを仕上げてくれるAIツール。
大切なのは「何を伝えたいか」「相手は誰か」
ライティングのサポート役としては、AIは非常に有能な助手となるでしょう。ただし、あくまでもAIはサポーター。
何を誰に伝えたいかを一番理解しているのはあなた自身なのです。
AI時代の人間の価値
母語ではない英語のライティングの代役を頼むのであれば、より注意が必要です。最終的に自分の伝えたいことを適切に書かれているか確認する必要があります。
事実確認を必ずすること
読み直しを必ずすること
上記2つの判断力を高めるためには
常に自分自身がアップデートし続け、適切な判断力を高めていく必要があります。AIが対等しても最終の作業工程はなくなりません。むしろ、情報化社会において、ますます自身の知識や判断力など、より高度なコミュニケーション力が求められるようになるでしょう。
アプレのライティング
アプレの授業のライティングの課題は主に2つあります。
一つは宿題としてのエッセイ。こちらは、皆さんがイメージする通り、宿題でテーマに沿ったエッセイを仕上げてくるものです。質問に対して、リサーチし、事実を集め、自身の考えをまとめながら、論理的に説明する構成を整えエッセイを完成させます。リサーチ力・論理的思考力・語彙力・文法力・構成力などを総合的に高めていきます。
もう一つは、レッスン内でのライティング課題。こちらは、少し珍しいかもしれません。3〜5分程度で質問に対しての自身の回答をショートエッセイにしてまとめます。これは、時間制限がされている中で、より明確に自身の考えをまとめ相手に伝える瞬発力・論理的思考力が求められます。また、短い時間の中で正しい文法で文章を書く必要があるため、文法力や語彙力も上がります。
冒頭に書いたようなチャット系ツールでのやり取りにおいては必須のライティングスキルです。
どちらもライティング向上においては大切な要素で、総合的なコミュニケーション力アップのための指導が行われています。
アプレアカデミー受講生の生の声が読める体験談はこちら
https://www.apprezacademy.com/testimonials.html
中学生・高校生のための総合英語コース
English Accelerator コース
https://www.apprezacademy.com/courses-academic.html
English Accelerator コースでは、英検3級相当〜英検1級相当まで、合計5コースご用意しています。受講生は継続して学習することでコースのレベルを上げ、生徒の皆さんは高校卒業時には英検準1級〜1級レベルまでの到達を目指します。
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