受講コース：Apprez High School Accelerator (Strategic Learning and Leadership)
担当講師：Walker 講師
受講時期：2021年9月〜12月

Apprez High School Accelerator に申し込んだ理由を教えてください

ミネルバ大学のことは以前から知っていて、世界各国を旅しながらオンラインで授業を受けるスタイルに興味を持っていました。その授業を入学していない状態の今受けられると知って間違いないと思い、飛びつくように参加しました。

コース全体の感想・印象

授業の感想は一言で言うと“100点満点！”
海外に住んだ経験のない僕にとっては英語で授業を受けること自体が初めてだったので授業についていけるか心配でしたが、毎授業繰り広げられるディスカッションや宿題のリーディングによって自分の英語力に自信を持てる程に成長しました。授業内容の濃さ、クラスの雰囲気、英語力向上全ての点において理想的で、僕が求めていたコースでした。

コースで得た学び（コンテンツ・HCsなど学びに関する内容）

“Growth Mindset”という考え方を学んで価値観が大きく変わりました。“Growth Mindset”とは、現時点ではできないことでもゴールを達成するための手順を着実に踏んで努力をすればできるようになるというものの見方のことで、この枠組みを知ったことで他人と比べるより自分自身と比べた方が速く確実にゴールに到達すると知りました。また、ゴールを達成するためにはモチベーションに頼るのではなく努力を続けるための“環境”を作り出すことが効果的だと学び、”努力”という目に見えないものでも科学的に説明ができることに驚きました。

コースで得た学び（コミュニケーション力など、HCs以外の内容）

日本語だと無意識にできる意見表明も、言語が変わるとリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの全ての英語の技能を駆使しないといけないため授業中は90分頭をフル回転させながら授業に参加していました。当たり前に聞こえるかもしれませんが、言語が違うと説明の順番や伝え方を変える必要があります。話さなくても伝わるだろうと思って説明を省いた所がネックとなって認識が合わないことが時折発生し、初めての英語でのディスカッションに苦労しました。今回のコースを経て、今後も多くの英語のディスカッションプログラムに参加したいと思っています。

アプレアカデミーを通じて、将来の夢や希望大学・専攻に変化はありましたか？

志望大学や専攻の面で変化はありませんでしたが、どの方面に進んだとしても必ず役に立つと思えるスキルを学ぶことができました。

アプレアカデミーを通じて、日々の生活に変化はありましたか？

“science of learning”という効率的な学び方を学んだことで日常生活でも効率的に行動する習慣がつきました。以前の僕は受験勉強において勉強する内容をその日その場で決めていたため余分な時間と労力を費やしていましたが、今は日々のやる事をルーティーン化させることで考えるより先に体が動くようになっています。

講師の感想を教えてください

Walker 先生から学ぶことができて良かったです。生徒のやる気を引き出すためにたくさん褒めてくれる先生は多くいますが、褒めるだけでなく「ここが違う、ここが間違っている」と指摘もしてくれる先生は少ないと思います。Walker 先生は間違いをフラットに指摘し、多くの気付きを与えてくれました。褒めるときもどこがよかったのか具体的に褒めてくれるので次に活かしやすいフィードバックを沢山得られました。

クラスメイトについての感想を聞かせてください

ディスカッションにおける一人ひとりの発言内容や話し方から個性が滲み出ていたので、3ヶ月間同じ仲間とディスカッションをしていてもマンネリ化することはありませんでした。僕よりも話の構成の仕方の上手いクラスメイトや質問意欲の高いクラスメイトと共に授業を受けたことで刺激も多かったです。

課題はどうでしたか？（量、難易度、内容）

難しすぎず、易しすぎず、ちょうど良いレベルでした。予習の内容を踏まえてディスカッションで掘り下げていく反転授業形式なので、先生からの質問の中でよりコンテンツの理解を深めていくことができる点が良かったです。

週にどのくらい準備に時間をかけましたか？

週に2〜3時間予習や復習にあてました。

Assignmentをやる際、どのように進めていましたか？（ポイントをまとめる、要約する、質問を考えておくなど）

事前のリーディングでは大事なポイントをパソコンのメモにコピペしながらまとめていくことで、要点を理解するよう努めていました。

一番好きな#を教えてください

#scienceoflearningです。
今までの僕は良い授業であればある程ノートに書く内容が多く、ページが沢山埋まるものだと信じて勉強してきました。情報量が多い = ノートが埋まる = 良い授業だと思っていたんですね。そのせいでノートを書くことに満足して本当に重要な記憶に収める事を蔑ろにしていました。#scienceoflearningは科学データに基づいた万人に効果的な勉強法を教えてくれ、僕の中での「良い授業」の定義が「情報量の多い授業」から「記憶に残りやすい授業」に変わりました。今後の授業を受ける上での視点が変わった点で非常に大きな収穫でした。

アプレアカデミーを一言で表すと？

“発言量が半端ない授業”
とにかく、学生がたくさん話す機会がある所がこのプログラムと他の授業で一番異なる点だと思います。とにかく話す、話す、話す。そこが今まで日本の学校で受けてきた授業と違ってとても楽しかったです。先生のファシリテーションが上手だったお陰で有意義なディスカッションができました。